つ つ じ

 山で柴が刈られていた時代には、山裾がこの躑躅でピンクで美しく染まることがあった。
自然の恵みを享受する生活をしていた古代人の心を惹いた躑躅もこの躑躅ではなかった
かと想像する。

躑躅(つつじ みつばつつじ 同志社
女子大学構内で撮影 2001.4.2)

    問答
もの念はず 道行々くも 青山を ふりさけ
見れば 躑躅花 にほへをとめ 桜花 に
ほへをとめ 汝れをぞも 吾によすといふ 
吾をぞも 汝れによすといふ 荒山も 人し
よすれば よそるとぞいふ 汝が心ゆめ                              (13−3305)
    反歌
いかにして 恋止まむものぞ 天地の 神
を祷れど 吾や思ひます   (13−3306)