菅(すげ)

  大伴坂上郎女の怨恨(うらみ)の歌一首并に短歌
押し照る 難波の菅(すげ)の ねもころに 君が聞して 年深く 長くし言へば まそ鏡 磨(と)ぎし情(こころ)を 許してし その日の極み 波のむた なびく玉藻の かにかくに 心は持たず 大船の たのめる時に ・・・・・    (四―六一九)

梯立の倉椅川の川のしづ菅(すげ)わが刈りて笠にも編(あ)まぬ川のしづ菅(すげ)   (七―一二八四)