恋山(したひやま)。郡家(こほりのみやけ)の正南(まみなみ)一十三里(さと)なり。
 古老(ふるおきな)の傳(つた)へていへらく、和爾(わに)、阿伊(あい)の村(むら)に坐(いま)す神、玉日女命(たまひめのみこと)を恋(した)ひて上(のぼ)り到りき。その時、玉日女命(たまひめのみこと)、石(いし)をもちて川を塞(さ)へましければ、え会はずして恋へりき。故(かれ)、恋山(したひやま)といふ。

恋山(したひやま)

このすぐ上流に下のように岩で水の見えない所がある