ささゆり(さゐ)

 是に其の伊須気余理比売(いすけよりひめ)の命の家、狭井(さゐ)河の上(へ)に在りき。天皇、其の伊須気余理比売の許(もと)に幸行(い)でまして、一宿(ひとよ)御寝(みね)し坐しき。〈其の河を佐韋河(さゐがは)と謂ふ由は、其の河の辺に山由理草多に在りき。故、其の山由理草の名を取りて、佐韋河と号けき。山由理草の本の名は佐韋と云ひき。〉(神武記・皇后選定)

万葉のささゆり