春三月諸卿大夫等下難波時歌二首[并短歌]
白雲の 立田の山を 夕晩に 打ち越え去かば 瀧の上の 櫻の花は 開きたるは 落り過ぎにけり
含めるは 開き継ぎぬべし こちごちの 花の盛りに 見さずとも かにもかくにも 君のみ行は
今にし有るべし (9−1749)
反歌
暇有らば なづさひ渡り 向つ峯の 櫻の花も 折らましものを (9−1750)
詠花
雉鳴く 高圓の邊に 櫻花 散りて流らふ 見む人もがも (10ー1866)
詠花
見渡せば 春日の野邊に 霞立ち 開き艶へるは 櫻花かも (10−1872)
旋頭歌
春日なる 三笠の山に 月も出ぬかも 佐紀山に 開きたる櫻の 花の見ゆべく (10ー1887)
枚方市天の川の上流で
兵庫県朝来郡和田山町で
平安神宮で
京都御苑で
同志社女子大学で
宇治の塔の島で
同志社大学で
筑波大学で
新居浜市で
京都市北区原谷で