にわとこ

  磐姫皇后、天皇を思ひたてまつる御作歌四首
君が行き日(け)長くなりぬやまたづの迎へか行かむ待ちにか待たむ(2−85)
   右の一首の歌は、山上憶良臣の類聚歌林に載す。

「やまたづ」を植物と見る説では、それに比定される植物の一種。葉が向かい合って生えるので「迎え」の枕詞となるとみる。