瞿麦(なでしこ)

川原にはかってこのような瞿麦も咲いていました。

  大伴宿祢家持、同じき坂上の家の大孃に贈る歌一首
石竹が その花にもが 朝なさな 手に取り持ちて 恋ひぬ日なけむ                 (巻三ー四〇八)
  又家持砌の上の瞿麦の花を見て作れる歌一首
秋さらば 見つつしのへと 妹が植ゑし 屋前の石竹 咲きにけるかも              (巻三ー四六四)