耳我峯(青根が峯か)

   天皇の御製歌(おほみうた)(注・天武天皇)
み吉野の 耳我(みみが)の嶺(みね)に 時なくそ 雪は降りける 間(ま)なくそ 雨は零(ふ)りける その雪の 時なきが如 その雨の 間(ま)なきが如 隈(くま)もおちず 思ひつつぞ来し その山道を(1−25)
   或る本の歌
み芳野(よしの)の 耳我の山に 時じくそ 雪は降るとふ 間(ま)なくそ 雨は降るとふ その雪の 時じきが如 その雨の 間(ま)なきが如 隈(くま)もおちず 思ひつつぞ来し その山道を                 (1−26)
    右句々相換れり。因りてここに重ねて載す。

象山左奥に△にみえる山