燃土と燃水

(天智天皇七年)秋七月(中略)又越國(こしのくに)、燃土(もゆるつち)と燃水(もゆるみづ)とを獻(たてまつ)る。
           (『日本書紀』天智天皇)

 新潟県胎内市黒川シンクルトン記念公園内の臭水(くそうず)油坪が『日本書紀』に記される燃える土と水を採取した土地であるとされるようであるが、古くから石油等が出たと伝えられる土地としては、他にも新潟市稲葉区新津町草水(くそうず)煮坪(にえつぼ)などもある。東南の山地、「石油の世界館」のある金津の石油の里公園の一帯は近代に石油の採掘が行われた土地で、古代の遺跡はないようである。

シンクルトン記念公園博物館の前の天然ガスの吹き出している所

博物館裏手の天然ガスの吹き出している池

近江神宮に献上する臭水を採る池・油坪

臭水を採取する道具

稲葉区新津町草水煮坪の写真四葉

黒川の燃える水