紅花(べにばな=紅の末摘花)

    花に寄す
よそのみに 見つつ恋ひなむ 紅の末摘む花の 色に
出でずとも               (巻十ー一九九三)
    問答
紅の 花にしあらば 衣でに 染め付けもちて 行くべく
思ほゆ            (巻十一ー二八二七 答歌)