欅(けやき)=槻(つき)


  (天平勝寶六年)三月十九日家持の庄の門の
   槻の樹の下に宴飲する歌二首
山吹は なでつつおほさむ ありつつも 君来まし
つつ 挿頭したりけり      (一九ー四三〇二)
      右一首置始連長谷

   高市連黒人の羇旅の歌八首(第八)
速来ても 見てましものを 山背の 高の槻群 散
りにけるかも
  (この高が諸兄の別邸のあった多賀であるとす
 ると同志社女子大とは木津川〈山代川〉を挟んで
 対岸の山の際になる)




槻の若葉(つき=欅 同志社女子大学中庭の欅)

京都御苑