柊(ひいらぎ)

爾に天皇、また頻(し)きて倭建命に詔りたまひしく、「東の方十二道(とをまりふたみち)の荒ぶる神、またまつろはぬ人等を言向け和平(やは)せ」とのりたまひて、吉備臣等の祖、名は御★〈金+且〉友耳建日子(みすきともみみたけひこ)を副へて遣はしし時、比比羅木(ひひらぎ)の八尋矛(やひろほこ)〈比比羅の三字は音を以ゐよ〉を給ひき。                          (景行記倭建命の東征)

 この木の大木を見かけたことはないが、老木は見かける。老木になると、人間的なのかどうか、柊の葉の特徴であるあの棘がなくなったつるんとした葉を付けるものが多いようである。