足柄峠

 それより入り幸でまして、悉に荒ぶる蝦夷等を言向け、また山河の荒ぶる神等を平和(やは)して、還り上り幸でます時、足柄(あしがら)の坂本に到りて、御粮(みかれひ)食(を)す処に、其の坂の神、白き鹿に化(な)りて来立ちき。爾に即ちその咋ひ遺したまひし蒜(ひる)の片端を以ちて、待ち打ちたまへば、その目に中(あた)りてすなはち打ち殺したまひき。故、其の坂に登り立ちて、三たび歎(なげ)かして、「あづまはや」と詔云(の)りたまひき。故、その国を号けて阿豆麻(あづま)と謂ふ。(景行記倭建命の東征)

足柄峠から東方を望む

足柄駅の脇から峠に向かう道

峠近くの古道

関所の脇 右手が東国 左手が峠

陸橋から見た足柄峠の三叉路 左左折すると
金時山への道  右折すると、足柄への道